リンパドレナージュ
リンパドレナージュ(MLD)とは
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MLD(マニュアルリンパドレナージュ)とは、1932年にエミル・ヴォダー博士が開発した手法で、強い圧で揉むようなトリートメントではなく、皮膚の上を優しく触れるような刺激で行うヨーロッパで開発された手技療法です。
リンパドレナージュ(MLD)で期待できること
・むくみの予防と改善
・老廃物の排泄
・自律神経の調整
・免疫力の向上
・血液浄化のサポート
・セルライト
・リラクゼーション
<顔や美容面>
・クマ
・副鼻腔炎
・目の疲れ
※オイルを使用しないため、皮膚が弱いかたにも、ご案内しています。
※当サロンは「むくみの緩和」「健康増進」「エイジングケア」を目的として、ご提供しています。
リンパドレナージュで喜ばれていること
1)むくみのケア
デスクワークや、立ち仕事の女性の多くが感じている「むくみ」
冷えや運動不足などが原因で、過剰に水分(老廃物)が停滞している状態です。リンパドレナージュで老廃物の排泄を手助けすることで、疲労回復のほか、肌がキレイになる美肌効果も期待できます。
2)リラクゼーション・ストレスの緩和
忙しい毎日を過ごしていると、心身の緊張や、些細なことでイライラしませんか?
肌に、やさしく触れるタッチセラピーと呼ばれるトリートメントは、オキシトニンという幸せホルモンの分泌を促し、幸福感を感じたり、痛みが緩和する方もいらっしゃいます。リンパドレナージュも同じような作用があり、自律神経のバランス整えるサポートにも繋がります。
3)免疫力UP
「最近、風邪ひきやすくなった」
このような経験ありませんか?
免疫にかかわるリンパの流れをよくすることで、全身に免疫細胞がいきわたり免疫力UPに繋がります。
花粉が飛び交う季節や、風邪が流行る季節は、少し前の時期からリンパドレナージュを受けることで、緩和できることもあります。
カラダの健康に関わるリンパの大切な役割とは
リンパの働きは大きく分けると
①細菌などを除去する免疫機能
②老廃物の濾過(排出)機能
③栄養の運搬
カラダの中で豆のような形をしたリンパ節では、体内に侵入した細菌やウィルスを除去したり、免疫細胞を生成しています。また、リンパ液を運ぶリンパ管では細胞の代謝に使われた老廃物(アンモニア・乳酸)の排出を手助けします。
このようなリンパの働きが、なんらかの要因で低下をすると、むくみ・肌のくすみ・疲れやすい・肥満などの要因に繋がります。
また、リンパ液には栄養を細胞に運搬する作用もある為、リンパを促すことは、女性の健康や美容面に深く関わっています。
全身を流れるリンパのネットワーク
まず、毛細リンパ管から吸収された組織液がリンパ液となり、身体の末端から首元にある鎖骨下静脈(静脈角)に合流し、心臓へ流れ体外に排出されます。
※リンパ管により回収・運搬されるもの(水分・タンパク質、長鎖脂肪酸・細胞・化学物出・細菌、ウィルス)
リンパ管はカラダに網目上に存在し、皮膚のすぐ下にあるのは「浅層リンパ」、カラダの深い場所にあるのは「深層リンパ」と呼ばれます。また、上記のイラストにある青い部分は右側にの鎖骨下静脈に流れ、ピンクの部分は左側の鎖骨下静脈に流れます。このように、場所によってリンパ液の走行が変わりカラダの至る所にあるリンパは、全身をくまなく流れるネットワークともいわれます。
日常でリンパを活性化する3つのポイント
まず、リンパは血液のように心臓の拍動ポンプで流れを促進するものがカラダの末端にはありません。すなわち、カラダを動かすことがポイントになります。
①運動による筋肉ポンプ作用
②呼吸運動
③ドレナージュケア
もし、一日のなかで、同じ姿勢(座りっぱなし・立ちっぱなし)が長時間続いていたら、ゆったりとした呼吸にあわせて、まずはカラダを伸ばし動かしてみてください。
わたしたちのカラダは、多くの水分で構成されています。健康的に年齢を重ねるためは、体内の水分の質をいい状態に保てるよう心がけてみませんか?