「風邪はひきはじめが肝心」という言葉があるように
ブルっときたら、早めのケアが大切です。
実は、風邪にはタイプがあり、ケアの方法も変わってくるのを
ご存知でしょうか?
大きくわけると「風寒(ふうかん)」と「風熱(ふうねつ)」の
2つのタイプです。
風邪のタイプを見分けるポイントは「鼻水」と「舌の色」。
思い出しながら読みすすめてくださいね。
【風邪のタイプ】
◆風寒タイプの特徴
冬など寒い時期におこりやすく、主に背すじがゾクゾクしたり、頭痛、関節の
痛みを感じることもあります。
鼻水は「透明でサラサラ」で、舌をベーと出すと表面に「ベットリ白い苔」がついています。
◆風熱タイプの特徴
鼻や喉に痛みがでて、痛み・炎症がでる。扁桃腺がはれる場合もあります。
鼻水は「粘性が高く黄色い」舌の色は「赤または薄く黄色い色」をしています。
【タイプ別の対処法】
◆風寒タイプの対処法
「辛温解表(しんおんげひょう)」
これは、カラダを温めて発汗させることで、風邪を発散させるということ。
お食事では、生姜・シナモン・葛・ネギ・味噌などでカラダの中からあたためていきます。
漢方薬では
・体力がない時は、桂枝湯(けいしとう)
・体力中度には、葛根湯(かっこんとう)
・体力ある男性などは、麻黄湯(まおうとう)
◆風熱タイプの対処法
「辛涼解表(しんりょうげひょう)」
これは、風邪を発散させてカラダの熱を冷ますということ。
お食事では、大根のはちみつ漬け・ミント(薄荷)・白菜・豆腐
菊花などで、クールダウンさせましょう。
炎症がでやすい風熱タイプは、カラダの外からあたため、発汗させるのがポイントです。
漢方薬では
・銀キョウ散(ぎんきょうさん)
・桔梗湯(ききょうとう)
※ドラックストアーで購入の際は、薬剤師さんの指示をあおいでくださいね。
風邪は、ひきはじめから、5日間位は、よくなったり、症状が強くなったりしますので
無理せずに養生されてください。
また、汗を沢山かくことで、体力・気力も低下しますので、風邪をぶりかえさないよう
治ったあとの過ごし方もポイントです。
仕事や子育てに忙しい時は、風邪をひいても休めないことありませんか?
そんな時に、ご活用ください。
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周りを気にせずに、お身体のお悩みも安心して、ご相談くださいね。