こんにちは。サロン結香の矢澤です。
サロンにお越しになる、女性のお悩みに多いのが「冷え」のご相談。
食事で、生姜を食べたり、シルクの靴下を重ね履き、湯船に入っているけれど・・・ 改善しない時ありませんか?
今回は、漢方視点で診る「冷えとり」の話です。
冷えは〇〇不足
漢方では、冷えは「気(気力)不足」ととらえます。
と、いっても、????ですよね。
ここで、漢方的な身体の見立てについて触れますね。
私達の身体は、「気・血(けつ)・水」といった、3つの要素からできていると考えます。
イメージ的には、気血水は身体の栄養みたいものです。
・気は、身体新陳代謝にかかわる、エネルギーのような働き
・血は、心身ともに栄養を与える働き
・水は、身体を潤す働き
何らかの影響で、この3つのバランスが崩れると、不調がおこるととらえます。
「気」には5つの働きがある
1 ものを動かす働き・・・血液を循環させたり、新陳代謝に関わる、生理活動
2 防御する働き・・風邪などひかないように、身体の周りをバリアーする
3 ものを変化させる働き・・食べた物を栄養に変えたり、汗や尿に変化させる
4 固める働き・・過剰な排出や出血を抑えたり、内臓の位置を保つ
そして、最後の5つ目は「身体を温める働き」です。
このように、気の身体を温める働きが低下することが、冷えに繋がると考えます。
気力UPで冷えとり
実際に、暮らしの中でできる「気力UP!冷えとりケア」を、ご紹介します。
まず、「気」は朝に作られることから、朝に朝食を食べることがポイントです。
食事することで、身体に熱が発生しますよね。
そして、旧漢字では、気を「氣」と書きますよね。よーく見ると、「米」という字が使われています。
実は、気を作る食材は、お米なんですね。
もし、朝食はパン派だったら、お米を取り入れた朝食に変えてみてください。
鶏肉や卵は、補気(ほき)といって、「気」を作る食材です。
その他は、「穀物」「芋類」「豆類」。よく噛んで、身体を冷やす、冷たいものや生ものは
控えましょう。
最後に
漢方視点で診る「冷えとり」は、「気力不足」にならないようにすることが大切です。
生活の中では、夜更かしは、気を消耗しますので、程々の早起きと早寝。
汗のかきすぎも、気を消耗しますので、ここも程々に。
サロンでは、体質にあわせた「冷えとり」をお伝えしています。
ご相談は、お気軽にどうぞ^^
「サロン結香は、完全個室の女性専用サロンです」
お越し頂くお時間は、あなただけのプライベート空間をご提供しています。
周りを気にせずに、お身体のお悩みも安心して、ご相談くださいね。